デジアナコミュニケーションズは、検索ページのサムネール画像で表示できる「サイト内検索エンジン」を10月5日より販売開始することを発表した。ユーザーの検索にヒットしたページのキャプチャ画面を、検索結果としてコメントとあわせて表示。複雑化する企業サイトにおいて、ストレス無く目的のページへ誘導するためのユーザビリティ向上を図るツールとして提供する。

企業のWebサイトで導入されているサイト内検索の多くは、ページタイトルや本文の一部をテキストのみで表示させるものが多い。今回同社が発表したサイト内検索エンジンでは、ヒットしたページのサムネイルがテキストとともに表示される。さらにマウスオーバーで拡大画像がポップアップ表示され、ページの概要を視覚的に把握できるため目的のページが探しやすくなる。

さらに、どのページから検索を行ったかにより検索結果の表示順位を最適化したり、事前にキーワードを登録することでキャンペーンサイトなど任意のページを上部に表示させるたりするなど、企業ユースに対応した独自の機能が搭載されている。

同サービスはSaaS(Software as a Service)形式で提供されるので、企業側は短期間かつ低コストで導入を実現できる。同社は2年間で300社と契約、年間売上げ3億円を目指すとしている。

画像にカーソルを乗せると拡大画像が表示される。画面は「富士重工業」のWebサイトでの導入例