既報のとおり、クライアントユーザエクスペリエンスを向上させる機能を盛り込んだ最新の開発版「Java SE 6 Update N Early Access build 04」が公開されたわけだが、1日(米国時間)、新しく導入された「Deployment Toolkit機能」を活用するためのガイドラインがさっそく公開された。Deployment Toolkit機能はクライアントPCにインストールされているJREの判定やJREのインストール、またはプラットフォームへのアプリケーションのデプロイを容易にするための機能。
公開されたガイドラインでは、JavaアプレットやWebStartアプリケーションにおけるデプロイに関したベストプラクティスがまとめられている。Deployment Toolkitは、JREの導入や、アプリケーションの導入を簡単にするデスクトップアプリケーション/クライアントとしてJavaを活用する場合には欠かせない便利な機能だ。次期Java SE 6を活用した開発を検討している場合には、同ガイドラインを参考にDeployment Toolkitを使った開発を検討してもいい時期に来たようだ。