アイレップと、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下 DAC)は、広告会社向けにリスティング広告(検索連動型広告)、SEO(検索エンジン最適化)およびその周辺サービスを提供する合弁会社を設立することを発表した。ネット広告において年々需要が伸びているリスティング広告とSEOについて、両社が連携することで事業を発展させ、企業価値向上をねらう。
アイレップはインターネットマーケティング事業を主な業務としており、検索エンジンマーケティングを中心にリスティング広告、LPO等において技術とノウハウを持つ。DACが保有する、メディアレップ(=ネット広告を広告代理店に販売する「卸」のような業務)として培ってきた営業基盤と連携することで、それぞれの強みを発揮したい考えだ。
合弁会社は、資本金2億円、出資比率はDAC51%、アイレップ49%の予定。主な事業はリスティング広告、SEO及びその周辺サービスの広告会社への提供とされているが、新会社の商号、所在地等その他の具体的内容については今後の協議で決定される。会社設立は2007年12月1日、2008年4月に営業開始の予定となっている。