NECは1日、同社の海外現地法人「NEC Solutions Asia Pacific Pte. Ltd.」(以下、NECSAP)と「NEC Business Coordination Centre Singapore Pte. Ltd.」(以下、NECBCCS)の2社を統合し、アジアパシフィック地域における統括会社「NEC Asia Pte. Ltd.」(以下、NECアジア)を設立した。

NECSAPは、シンガポール、インド、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムにある現地法人のソリューションビジネスを統括する地域会社。一方、NECBCCSは人事、財務、CSR、資材調達、広報などのスタッフ専門機能を現地法人に提供している。

新会社はシンガポールを拠点とし、従業員数は260名。社長には、NECSAPおよびNECBCCS社長の八木智裕氏が就任した。

NECは新会社の設立により、今後の新たな事業モデルへの対応を含め、同地域での販売およびソフトウエア開発の拡大等、事業規模の拡張を目指す。また、新たな地域事業の獲得を図り、統括機能の強化、オペレーションの効率化、CSR推進機能などのガバナンスを行う。