日本対がん協会、朝日新聞社などが主体となって開催する「ピンクリボンフェスティバル2007」と連携したキャンペーンを、Yahoo! JAPANとgooが開始した。
「ピンクリボンフェスティバル2007」は、「乳がん」の早期発見や正しい知識などを啓発することを目的に、"乳がん月間"とされている毎年10月に実施されているイベント。今回、Yahoo! JAPAN、gooの大手ポータルサイトがキャンペーンに合わせた特設サイトを開設する。
Yahoo! JAPANは、2007年11月30日までの期間、「ピンクリボンキャンペーン2007」と題した特設サイトを開設。マンモグラフィ啓発ビデオ「乳がんを早期に発見するために」の配信をはじめ、乳がん検診が可能な施設の情報提供や、現役医師がインターネット上で悩みに回答する「Yahoo!ヘルスケア」の「からだ相談」の回答/コメントの閲覧サービスを女性の疾病カテゴリーに限り、2007年12月までの期間、無料で利用可能になる。
また今回初の試みとして、関連のアバターアイテムによる収益金を全額寄付する"アバター募金"を実施。さらに、"ピンクリボンキティ"がキャラクターの壁紙購入、または"Yahoo!ポイント"によるインターネット募金を2006年に引き続き行うほか、女性シューズブランド「STUART WEITZMAN(スチュアートワイツマン)」が乳がん啓発活動のためにスタートしたチャリティーイベント「ブレストキャンサー・アクション」をYahoo! JAPAN内で2回にわたって開催し、複数の女性タレントが出品者として登場するチャリティーオークションも予定されている。
一方、gooは「goo ピンクリボンキャンペーン2007特集」を開設。2万人を超える回答者数を集めた「乳がんに関する意識調査」を2005年、2006年に引き続き実施するほか、今年新たに、乳がんのセルフチェック方法や、年代別の乳がん検診おすすめメニューなどを紹介し、早期発見に結びつく情報を提供する。
また、ユーザーどうしが質問と回答をやり取りするQ&Aサイト「教えて!goo」と連携し、美しく生きる女性の代表として複数のファッションモデルが乳がんに関する質問を投げかけ、一般ユーザーと乳がんについて考える場を提供。さらに、ガン予防に役立つレシピやコラムを紹介するコーナーが設置される。