米Red Hatは25日(現地時間)、2008会計年度第2四半期(2007年8月31日まで)の財務業績を発表した。

第2四半期の総収益は、前年同期比28%増、前四半期比7%増となる1億2,730万ドル。うち、サブスクリプション収益は前年同期比29%増、前四半期比6%増の1億920万ドル。第2四半期の純利益は1,820万ドル(希薄化後1株あたり利益は9セント)。第2四半期の非GAAPベースの調整済み純利益は、株式報酬および税務上の支出に関する調整後、3,690万ドル(希薄化後1株あたり利益は17セント)。なお、Red Hatの2008会計年度の年度末は2008年2月29日となる。

第2四半期の主なトピックとして同社は、

  • Red Hat Enterprise Linux対応アプリケーションが3,000を超える
  • CIO Insightの調査において、エンタープライズソフトウェア分野で優れた価値を提供する企業として3年連続で首位にランク
  • 日本のレッドハット株式会社が日経マーケット・アクセスの調査において、顧客が将来ビジネスで協力したい日本のIT企業の1位に選ばれた
  • Eclipseベースのオープンソース開発ツールおよびランタイム環境の統合セット「Red Hat Developer Studio」のβ版をリリース
  • 「JBoss Enterprise Application Platform 4.2」をリリース

などを挙げている。

さらにRed Hatは同日、自社株式および社債の買い戻し計画の継続を取締役会が承認したことも発表している。