日本オラクルは26日、同社の技術者認定資格「ORACLE MASTER」を拡充し、グリッド技術やLinux技術などの分野を深耕するより専門性の高い認定資格「ORACLE MASTER Expert」を新たに設定、10月末より順次提供開始することを発表した。
あわせて「Expert」取得に必要とされる研修コースを順次提供していく。なお、今後「Expert」の対象分野は順次拡大される計画で、「SOA」「BI」「セキュリティ」などが予定されている。
新資格の概要は以下の通り。
Oracle Database 10g Real Application Clusters Administrator Certified Expert
- 試験開始日: 2007年10月31日提供開始予定
- 対応研修コース: 「Oracle Database 10g Real Application Clusters 構築と運用」
- 予価: 1万5,750円
Oracle Database 10g Managing Oracle On Linux Certified Expert
- 試験開始日: 2007年11月末提供開始予定
- 対応研修コース: 「Linux版Oracle10g データベース構築と運用」
- 予価: 1万5,750円
このほかにも、ORACLE MASTERに関する拡充策が発表されている。
Oracle Database 11g対応
10月23日より国内で提供開始予定の「Oracle Database 11g」の認定資格として「ORACLE MASTER Oracle Database 11g」が2008年2月より提供開始される。「ORACLE MASTER」取得者は旧バージョン資格からのアップグレードが可能。
アプリケーション分野の資格拡充
従来の「Oracle E-Business Suite」に加え、「Siebel」「JD Edwards」「PeopleSoft」各製品分野における認定資格を10月末より順次提供する。まず「Siebel 7.7認定コンサルタント」が新たに追加され、10月末より提供開始予定。以後、「Siebel 8認定コンサルタント」「JD Edwards 8.1 認定 会計コンサルタント」「PeopleTools 認定デベロッパー」が2008年2月から順次提供開始される予定。