中国インターネット協会主催の「2007中国インターネット大会」が24日、北京で開幕した。「調和の取れたネットワーク、品質の良いサービス」をテーマに、インターネットサービスサプライヤーのサービス品質向上、健全なネットワーク文化の育成、人々のためになるインターネット環境作りなどを提唱していく。26日までの開催期間中は、様々なテーマでフォーラムが開かれる予定だ。
今回の大会には政府機関、通信キャリア、IT企業、投資機関、ニュースメディア、中国国内外のインターネット企業、在中国外国公館、海外業界団体、海外商工会議所、インターネット広告主、広告代理店、ネットワークメディア、研究機関など多くの分野から積極的な参加がみられ、広範な支持と全面的な協力が得られた。
2001年以来、中国インターネット大会は上海と北京で開催されてきた。開催規模の拡大と参加者の増加に伴い、影響力も短期間で広まってきている。大会における交流の内容も近年は高度に専門化してきており、年に1度、中国のインターネット市場の定点観測ができるシンボル的な大会となっている。
3日間の会期で開幕した今回の中国インターネット大会では、合計28回に及ぶテーマフォーラムが催され、「i-world2007」では「全体大会」「国際インターネットサミット」「中国インターネットサミット」「電信発展サミットフォーラム」「中国インターネット大会展覧会」「2007インターネット技術サービス展覧会」「サプライヤー提携商談会」を実施。また「Adworld2007」では、2日間にわたる「中国ネットワーク広告と相互連動マーケティング年会」「ネットワーク広告饕餮(とうてつ)の夜」「中国ネットワーク広告10周年祝典」「2007中国相互連動マーケティング祭」「中国ネットワーク広告10周年展」などの各分会が設定されている。