米Adobe Systemsは9月24日 (現地時間)、一般向けの画像管理・編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 6 」とビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 4」を発表した。同じオーガナイザーに両方のアプリケーションからアクセスできるようになり、より効率的に写真やビデオを管理/検索/ソートできるようになったほか、共有機能が強化された。対応OSはWindows XP SP2またはWindows Vista。米国ではすでに発売開始されており、価格はそれぞれ99.99ドル。Photoshop Elements 6/ Premiere Elements 4のパッケージ版が149.99ドルとなっている。Mac OS向けについては、2008年初めにPhotoshop Elementsの新版をリリースする計画だという。
Photoshop Elements 6では、3つのガイド編集モードが用意されている。初心者から上級者まで、ユーザーがそれぞれのレベルに応じた編集モードを選択することで効率的に満足できる写真に仕上げられる。編集機能の強化点としては、複数の写真を簡単かつ自然に1枚にまとめられるフォトブレンディング技術、選択-調整のタスクを1回のクリックで実行できるQuick Selectionツールなどが挙げられる。写真管理機能では、Smart Albumsを使って様々な条件での写真のグループ化が可能。またスクラップブック、カード、CD/DVDのラベルなどの作成、Flashベースのスライドショー機能も強化された。
Premiere Elements 4では新たにムービーテーマが用意され、誕生会や結婚式などのイベント、無声映画や音楽ビデオのようなスタイルに従った作品を簡単に作成できるようになった。オーディオも強化点の1つで、レコーディングスタジオのミキサーボードの感覚で操作できるAudio Mixerが新たに採用された。作成したビデオを共有・配布する機能として、YouTubeへの直接アップロードが可能になったほか、Blu-ray Discのサポートが追加された。