日本SGI、メディアエクスチェンジ、ソフトイーサの3社は10月1日、リモートアクセス(VPN)「DesktopVPN」をSaaS(Software-as-a-Service)サービスとして提供予定であることを発表した。
価格は1カ月契約が950円、6カ月契約が4,580円、1年契約が8140円。2007年12月末までに申し込むと、6カ月契約が3,660円、1年契約が6,350円のキャンペーン価格となる(1年間適用)。SaaSでの提供のため、低コストかつ保守やメンテナンスも必要ないとしている。
利用方法は、DesktopVPNのサーバソフトを接続先のコンピュータに、またDesktopVPNのクライアントソフトを接続元のコンピュータにインストール。クライアントソフトを導入したマシンから、中継システムであるメディアエクスチェンジiDCを経由して自宅や会社内のサーバーに接続する。このため特別なハードウェアを導入したり、ルーターの設定を変更することなく、インターネットに接続してさえいれば、既存の通信環境のままいつでもどこでも利用できる。また、高度なSSL暗号技術による通信経路の暗号化を行っているためハイレベルなセキュリティ環境を実現している。
たとえば、企業で利用する場合は、外出時にノートPCから会社のサーバーにアクセスし、ファイルの編集を行ったりデータの確認を行うことが可能。支店への出張時などはそのまま本社のサーバー内の資料を支店のプリンターで出力するということもできる。個人ユースでは、自宅のペットの様子をWebカメラを使ってビデオモニターするなどが可能となる。