アドビ システムズは、映像編集ソフトウェア「Adobe Premiere Pro CS3」が Panasonic P2カメラフォーマットにネイティブで対応すると発表した。これによって、P2コンテンツをトランスコードなしで扱うことができるようになり、メタデータも維持される。アドビ システムズではこの対応によって、キャプチャから出力までソフトウェアのみによるHDビデオのワークフローを実現できるとしている。
プロ用ビデオ映像機器のテープレス化が進む中で、Adobe Premiere Pro CS3がファイルベースのカメラフォーマットであるPanasonic P2に対応することで、ユーザーは従来のようにパソコンに取り込むためにビデオテープをデジタル化する必要がなくなり、そのまま編集することができるようになる。また、同ソフトウェアを利用すれば、P2カードへの書き戻しもできる。
アドビ システムズは、Adobe Premiere Proがテープレスでの収録・編集を実現するプロ用メディア「Panasonic P2」の持つスピード、携帯性、性能、利便性というメリットを補完する理想的なソフトウェアとして、P2ワークフローのパワーを最大限に引き出していくとしている。