正直、インターネット回線の乗り換えは面倒くさいと思う。メールアドレスが変わったり、PCの設定変更が必要だったり。解約などの手続きもやらないといけない。さらに、アクセスは速くなるのか? 毎月のコストは? それに光ファイバーにしたいのであれば、本当に自分の家で利用できるのか? など、疑問が次から次へと出てくる。

そんなとき、心強いのは相談できる相手。身近に詳しい人がいればまだいいのだが、どうせなら、何でも知っているエキスパートに相談したいところ。「ひかり one」の「おまかせアドバイザー」なら、無料でこういった質問に答えてくれるという。相談だけなら料金は一切かからないので、とりあえずこれを利用しない手はないだろう。

おまかせアドバイザーの仕事を拝見

ひかり oneは、KDDIが提供している光ファイバーサービス。宅内まで直接光ファイバーを引き込む「ひかり one ホーム」と、集合住宅の棟内で光ファイバーを共有する「ひかり one マンション」の2種類を提供しており、高速インターネット接続、電話サービス、TVサービスが利用できる。

おまかせアドバイザーは、このうち、ひかり one ホームを検討中の人を対象としたサービスだ。Webサイトを通じて、またはカスタマーセンターに電話して申し込めば、おまかせアドバイザーが自宅まで来てくれて、様々な疑問、質問に答えてくれる。今回、その1件の現場におじゃまして、おまかせアドバイザーの仕事を見ることができた。

取材当日、集合場所の駅前に現れたのは、おまかせアドバイザーの山崎勉さん。

おまかせアドバイザーの山崎勉さん。名刺の肩書きが「課長補佐」でびっくり。おまかせアドバイザーはみんなKDDIの社員なんだとか

依頼があればどこにでも伺う(サービス提供エリアのみ)。山崎さんの隣の女性は、今回の取材アレンジで同行したKDDI ブロードバンド・コンシューマ営業企画部の方

ひかり one ホームの提供エリアは、東京都、茨城県、神奈川県、群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県の一部。おまかせアドバイザーは無料のサービスではあるが、依頼があれば、このエリア内のどこにでも東京から駆けつける。遠方だと、「行くだけで感謝されるときもある」(山崎さん)そうだ。

この日、依頼があって向かったのは、フォトグラファーの松木雄一さん宅。松木さんの家に到着すると、まずは外壁やら電柱やらをチェックする山崎さん。光ファイバーの引き込みルートをまず確認しているのだとか。引き込みに関しては個別に状況が異なることなので、実際に自宅まで行って状況を把握するとのこと。おまかせアドバイザーならではだ。

引き込みについて説明する山崎さん。一番多い質問は、やはり光ファイバーがどこから入ってくるかということだという

持参した資料を使ってサービスの説明を開始。メリットだけでなく、デメリットについてもきちんと説明しているところが印象的だった

松木さんはADSLから他社の光サービスに乗り換えたばかりだったが、思うところがあって、再び乗り換えを検討しているのだという(それにauユーザーなので「KDDI電話 auで着信確認」にも注目したとか)。そんな時、KDDIの友人からおまかせアドバイザーを勧められたのだそうだ。説明の内容については割愛するが、「デメリットまで教えてくれるのが良かった」と納得の様子。