フラッシュバックは10日、After Effects、Final Cut Pro、Motionに対応したDigital Anarchy社製の映像プラグイン「PlasmaFX(プラズマエフエックス)」を発売する。

同製品は、Mac OS X 10.4よりOSに組み込まれたアップルの画像処理テクノロジー「Core Image」を活用することにより、マルチコアCPUやOpenGLグラフィックカードを最大限に生かして、ほぼリアルタイムでの映像処理を可能にするエフェクトセット。映像プラグインが26種類含まれ、それぞれのプラグインに幅広いパラメーターが装備されていることで、さまざまな効果を適用することができる。Intel CPUではネイティブで対応しており、クワッドコアのCPUではさらにパフォーマンスが向上するという。

映像をアニメーションのような質感に変換する「Cartoon Effect」

飛び回る粒子の列を生成する「Explode」

古ぼけたフィルムの再生をエミュレートする「Old Film」

映像の輝度の値に基づいてグラフィカルな線を生成する「Topology」

同製品の価格は18,480円。対応するOSはMac OS X 10.4環境で、現段階でWindows版のリリース予定はないという。対応するアプリケーションはAfter Effects 5.5~CS3、Final Cut Pro 5.1.4~6.0、Motion 2.1.2~3.0。なおインタフェースおよびマニュアルは英語版での提供としている。