日本HPは6日、5日に発表されたインテルのマルチプロセッササーバ対応の新クアッドコアプロセッサXeon 7300番台を搭載するサーバ2機種を発売した。出荷開始は11月上旬の予定。いずれもXeon 7300番台のクアッドコアプロセッサを最大4つ搭載可能なサーバとなる。
ラックマウント型の「HP ProLiant DL580 G5」は、HP ProLiantサーバの最上位機種に当たる。4Uラックマウント筐体に最大で4CPU(16コア)、128GBメモリ、HDD 16台を搭載可能。価格は174万1950円。
ブレード型の「HP ProLiant BL680c G5」は、同社のBladeSystem c-Classエンクロージャに対応するサーバブレードで、ブレード上に最大4CPU(16コア)を搭載可能。10Uサイズのエンクロージャに最大8枚のブレードを収容できる。最大構成では10Uサイズに128コアを搭載でき、DL580 G5と比べても実装密度の高さが際だっている。価格は170万1,000円。
なお、同社では同時に既存ProLiantサーバについても最新プロセッサを搭載し、同時に価格改定を行うなど、製品ラインナップの更新を行っている。