大塚商会は5日、企業におけるメールのやりとりを文書管理システムに登録/管理する内部統制対策ソリューション「SmartEntry for Visual Finder」を発表した。電子メールの本文はテキスト文書として保存、添付ファイルも同時に登録できる。携帯メールからの登録も可能だ。提供開始は18日。
「SmartEntry for Visual Finder」は、スマートティプス製のメールエントリシステム「SmartEntry」をOSK製文書管理システム「Visual Finder」用にカスタマイズした製品。あらかじめフォルダ別に設定したメールアカウントに送信するだけで「Visual Finder」に保存されるというシンプルなシステムだ。蓄積された文書は全文検索/串刺し検索ができ、その利用状況や閲覧状況のログも記録される。新規登録を通知するメールを自動発信する機能があるため、リアルタイムで登録された文書の内容を把握も可能だ。また、利用者ごとにパスワードによるアクセス制限や閲覧制限をかけるなど、セキュリティも強固に設定することができる。
価格は148万円(税抜、「SmartEntry for Visual Finder」「Visual Finder」を含む)。年間100システムの販売を目標としている。
「SmartEntry for Visual Finder」概要図 |