ロシア連邦宇宙庁(Roscosmos: Russian Federal Space Agency)のAnatoly Perminov長官は、今後30年に及ぶ壮大な宇宙計画について明らかにした。

Anatoly Perminov長官によれば、ロシアは2025年までに月面へ宇宙飛行士を送り込む計画を立てており、2032年には恒久的な月面基地の完成を目指している。その後、2035年以降に、火星の有人探査計画へと着手することになるという。

また、今回の発表には宇宙船「Soyuz」に最新改良を施すプランなどが盛り込まれたほか、2009年中には民間のロシア人としては初の宇宙旅行者が国際宇宙ステーション(ISS: International Space Station)を訪れる計画も明らかにされた。