The JRuby Communityは24日(米国時間)、JRubyの最新版となる「JRuby 1.0.1」を公開した。同コミュニティは2007年6月10日(米国時間)、JRubyの初のメジャーマイルストーンリリースとなる「JRuby 1.0」を公開している。今回リリースされた1.0.1は1.0に対するマイナーリリースという位置づけ。安定版ブランチに対する最初のマイナーリリースだ。
JRubyはJavaで開発されたRuby実行プラットフォーム。JRubyを使うとJava仮想マシン上でRubyスクリプトを実行できる。また、RubyスクリプトからJava APIを活用できるという特徴がある。
1.0.1では互換性に関する問題が修正されている。マルチパート処理が動作しない問題、ソケットに関する問題、ネットワークタイムアウトに関する問題が修正されているほか、30近い問題が修正されている。バグ修正リリースであるためJRuby 1.0を採用したユーザやデベロッパは1.0.1へのアップグレードを実施されたい。