日本ヒューレット・パッカード(HP)は8月28日、品質管理ソリューション「HP Quality Center」と性能検証ソリューション「HP Performance Center」の新バージョンを発売した。
「HP Quality Center」では、テストプロセス管理ソフトウェアの最新バージョンとして「HP TestDirector for Quality Center 9.2」を発売。さらに、SOAやSAP環境にも対応するオプション製品として、「HP Service Test Management for Quality Center 9.2」と「HP Change Impact for SAP Applications 2.0」の2製品の提供も開始する。中核製品であるHP TestDirectorが大幅に機能強化されたほか、従来日本では未提供だった「HP Quality Center」を構成する全製品の日本国内提供が開始されることになる。
価格は、HP TestDirector for Quality Center 9.2が、5同時アクセスユーザーライセンスで504万円から、HP TestDirector for Quality Center with Service Test Management 9.2が、5同時アクセスユーザーライセンスで672万円から、HP Change Impact Testing for SAP Application 2.0が2,520万円。出荷開始はいずれも9月3日の予定。
「HP Performance Center」では、自動負荷テストソフトウェア「HP LoadRunner software 9.0」および、LoadRunnerの機能を企業全体の性能検証に利用するための基盤となる「HP Performance Center software 9.0」を発売した。最新のテクノロジーインフラとして注目される"Web 2.0"や".NET Framework 3.0"をサポートするとともに、より現実に近い負荷環境を実現するための機能が充実したという。
価格は、HP LoadRunner software 9.0が、25仮想ユーザーで789万6,000円から。出荷開始予定は12月3日。HP Performance Center software 9.0が、1コントローラ 25仮想ユーザーで1,527万1,200円から。出荷開始予定は11月1日。