ドリーム・アーツは22日、企業情報ポータルソリューション「INSUITE Enterprise」(以下、インスイート)のver.2.1.1を発表した。インスイートはセキュリティやアクセスコントロール機能について定評があるが、今回のバージョンアップでは監査ログ機能を大幅に強化している。監査権限を持つユーザは、「誰が/いつ/どこに/何を/記録・変更・削除したか」を管理画面で一覧でき、検索や分析が行えるのが特徴。トラブル時にも追跡が容易であるため、不正や情報漏洩への抑止力を高めることができる。

インスイートは、ユーザがPCに拘束される時間を最小限にするべく開発された企業情報ポータル(グループウェア)。ビジネスの現場では膨大な量のメールがやり取りされ、それらをさばくのに膨大な時間が費やされる傾向にある。インスイートは、氾濫する情報の中から価値のある情報を選別し、必要な個人へ確実に伝えるための手助けをすることに重点を置いているソリューション。業務効率の向上が期待できるのはもちろん、本来ビジネスにおいて取り組むべきである"付加価値"を生み出すのための時間を創出することができるという。

価格は、10クライアントで15万7,500円から。外国語オプションとして、英語、中国語インタフェースも同時に出荷する。

INSUITE Enterprise ver.2.1.1画面