米Sun Microsystemsは8月23日(現地時間)、NASDAQ株式市場での同社の表示シンボル(Ticker Symbol)を従来の「SUNW」から「JAVA」に変更すると発表した。この変更は週明け月曜日の8月27日の取引から適用される。
1995年に誕生したJavaは現在、ほぼすべてのPCと数十億を超える携帯電話や組み込み機器の中で動作を続けており、世界中でまんべんなく広がりつつある。そのライセンス収入はSunの柱の1つであり、「Javaブランドの存在感はSunにとって非常に大きなもの」と同社CEOのJonathan Schwartz氏はシンボル変更の狙いを説明する。
一般にニューヨーク証券取引市場(NYSE)でのシンボルは「AAPL(Apple)」「GOOG(Google)」「MSFT(Microsoft)」のように会社名をもじったものが付与されることが多いが、2004年にNYSEに上場した米Salesforce.comの「CRM」のように、自社製品のジャンルをシンボルにしてプロモーションに活用している例もある。