Word of Mouseは8月21日(現地時間)、ビジネス向けSNS「Word of Mouse」のパブリックベータの運行を開始したことを発表した。参加企業を地理的なバーチャルサークルに分けることで参加企業どうしが競合しないなど、企業がインターネット経由でスムーズに取引できるよう配慮した。
Word of Mouseは、英国で企業を対象としたネットワーキングミーティング「Business Referral Exchange(BRE)」を開いているAndy Lopata氏と、その息子であるHarvey Lopata氏が立ち上げたSNS。オフラインミーティングであるBREをSNSとしてバーチャル世界で展開することで、取引相手やパートナーをさらに容易に見つけられるとしている。
Word of Mouseでは、参加企業を地理的なeサークルに分ける。このeサークルは企業の設置場所をベースとしたバーチャルサークルで、さまざまな業種の企業で構成される。参加を有料とすることでメンバーを限定、ネットワーキングや情報交換を奨励するほか、企業間が直接競合しないよう配慮した。
パブリックベータ版では、マーケットプレイスでセールス情報を要求したり、最新商品をプロモーションできるステータスメッセージツールなどを提供する。
料金は、登録時に60ポンド(ベータ期間は30ポンド)が必要で、利用料金は月額17ポンド。