米Yahoo!が「Traffic Quality Center」を開設した。同社の検索マーケティング部門が運営する公式ブログに投稿された記事により8日、明らかになった。
「Traffic Quality Center」は、広告ネットワークの品質をより高め、クリック詐欺などの問題に対処するためのサービス。24時間体制でフィルタリングし、不正クリックやクリック詐欺の問題から広告主を防御する。また、トラフィックを監視し、不規則なトラフィックが発見された場合には、60日以内に報告・調査・分析が行われる。
このほか、クリック調査のレポートの仕方や、通信品質に関する最新のニュースを配信。また、クリック詐欺を検出するためのTipsやツールの提供、検索マーケティングへの投資に関する記事や、さまざまな観点から書かれた、通信品質に関連する問題を扱った記事を参照することができる。
通信品質に対する同社の取り組みは、今回がはじめてではなく、既に1998年から「Click Protection System」が開始され、不適切なクリックに対するフィルタリングを365日24時間体制で行っている。