バズマーケティングは8日、エルゴ・ブレインズが運営する「パブログ」および「ブロ通」と提携し、ブロガーへのサンプリング効果を最大化する「バズポスト」の提供を開始すると発表した。ブロガーへのサンプル送付から記事作成依頼、記事のコンテンツ化、メールマガジン掲載までを、両社がワンストップで提供するという。価格は300万円から。
バズポストの仕組みは、「パブログ」のブロガー会員を対象に、クライアント企業が提供するサンプリング商品を紹介し、感想執筆志願者を募集。その後、応募者にサンプル商品を送付し、ブログに書かれた感想記事をバズマーケティングが提供する口コミコンテンツ自動収集システム「クチコミedita」で自動収集し、記事をコンテンツ化する。このコンテンツ化された記事を、クライアント企業に自社サイトのコンテンツとして使えるような形で納品するのが一連の流れである。
同社では、サンプリング商品を提供する業種は特定していないが、食品や化粧品などを対象とすると高い効果が見込めるとしている。
また、クライアント企業のPRを目的として、秀逸なブログ記事を「ブロ通」で紹介するなど、サンプル送付によるブロガーへのアプローチから記事のコンテンツ化までをワンストップで提供することで、サンプリング効果の最大化が実現するという。
ブロガー側としては、商品を体験できるというメリットのほか、自身が書いた記事がクライアントサイトやメールマガジンにおいて紹介されることで、読者層の拡大につなげることが可能となる。
バズマーケティングとエルゴ・ブレインズでは、12月までに3,000万円の売上を目指したい考えだ。