米Plaxoは8月6日(現地時間)、同社のオンラインPIMサービスに「Pulse」というソーシャルネットワーク機能を追加した。創設者のTodd Masonis氏は「PulseはPlaxoの自然な進化である。アドレスブックを、個人またはビジネス上の関係が反映された本物のソーシャルネットワークに変えることで、知っている人同士の強い結びつきを実現する」と説明する。
Plaxoでは、利用者が登録しているコンタクト情報を変更すると共有しているPlaxoユーザーのデータにも自動的に反映される。Pulseは、このPlaxoの「ピープル・フィード」というコンセプトを拡張したサービスだ。「友人」「家族」「ビジネスネットワーク」などのカテゴリーで、Plaxoユーザーのコネクションを作成し、そのグループ内でビデオや画像などを共有したり、情報の配信やメッセージの交換が可能になる。
フィードを設定するには、Pulse対応サービスを選択してユーザーネームを入力、共有の範囲を指定する。現在の対応サービスは、Amazon.com、AOL Pictures、Del.icio.us、Digg、Flickr、Jaiku、Last.fm、LiveJournal、MySpace、Picasa、Pownce、Smugmug、Tumblr、Twitter、Webshots、Windows Live Spaces、Xanga、Yahoo! 360、Yelp、YouTubeなど。登録完了後、選択したサービスで公開しているコンテンツや情報が指定したコネクションの間に配信される。共有コンテンツにコメントをつけたり、その内容について会話することも可能。メッセージ、リンク、ビデオなどを素早く配信するShare Barという機能も用意されている。