Netcraftはこのほど、今年7月のコネクション時間とフェールリクエストをベースとした、ホスティングサービスの信頼度ランキング「Ranking by Failed Requests and Connection time, July 1st - 31th 2007」を発表した。

上位5位は次のとおり。

  1. www.iWeb8.com (iWeb) - Linux
  2. www.datapipe.net (DataPipe) - FreeBSD
  3. www.swishmail.com (Swishmail) - FreeBSD
  4. www.nyi.net (New York Internet) - FreeBSD
  5. www.inetu.net (INetU) - unknown

Netcraftによれば、最も信頼のおけるホストは、iWeb Technologiesだ。僅差だがDataPipe、Swishmail、New York Internet、INetUが続いている。Swishmailは商用メールサービスを提供している企業で、今回が初のトップ5入りとなる。そのほかの4社(iWeb、DataPipe、New York Internet、INetU)は、トップ10入りではもはや常連となったホスティングサービス企業。常連企業が安定して高いパフォーマンスを発揮しつづけていることが分かる。

トップ10を見ると、Windowsが4つのシェアを確保しているほか、FreeBSDが3つ、Linuxが2つのホスティングサービスで採用されていることがわかる。過去半年間におけるトップ10を比較すると、DataPipe (FreeBSD)がすべてにエントリイン、New York Internet (FreeBSD)が4回、myhosting (Windows Server 2003)が4回、とFreeBSDとWindows Server 2003の奮闘が目立つ。3回エントリインしているのはiWeb8 (Linux)、eastnet (Windows Server 2003)、web (Windows 2000)となっており、Windows Serverの奮闘が目立っている。