The jMaki teamは8月1日(米国時間)、jMakiの最新版にして初のRC版となる「jMaki 9.6.1 Release Candidate 1 (RC1)」を公開した。

jMakiはJavaで開発されたAjaxフレームワーク。Java、PHP、Phobosなどを使ってJavaScriptベースのAjaxアプリケーションを開発できるという特徴がある。Javaの場合、JavaScriptに対応したカスタムJSPタグを記述することでAjaxアプリケーションが動作するようになる。

RC1で注目されるのは、ウィジェット間の通信を実現するためのjMaki Actionsと、ウィジェットでやりとりされるデータを標準化したスタンダードデータモデルが定義されたことにある。

同バージョンでサポートしているWebブラウザはIE 6/7、Firefox 1.5/2.x、Safari 2.x。ただしOS XにおけるFirefox 2.xはサポート対象として加えられていない。動作させるにはJava 1.5以降の環境とServlet 2.4、JSP 1.2、JSF 1.1に対応したアプリケーションサーバが必要。