ビジネスインテリジェンス(BI)大手の仏BusinessObjectsは7月31日(現地時間)、データクレンジングツール「Universal Data Cleanse(UDC)」を発表、同社のデータ統合ソフト「BusinessObjects Data Quality XI Release 2」のオプションとして提供を開始した。データ標準化を自動で行え、BIなどに活用できるという。
UDCは、データを標準化するデータクレンジングツール。サプライヤーや顧客から寄せられる製品、顧客情報などのデータは表記が統一されておらず、これらのデータをそのままBIなどに使うことは難しかった。UDCではこの問題を解決するため、データクレンジングを自動で行う。これにより企業は統一したビューを得られ、データをBIなどに活用できるという。
複数の製品記述形式、言語をサポートしており、ルール作成、分類やパターンなどの定義設定も容易に行える。BusinessObjectsのデータプロファイリングツール「Data Insight」と併用することで、ビジネスアナリストは製品分類などを継続的に分析でき、ITユーザーとの間のプロセスを効率化できるという。
UDCはData Quality XI Release 2のオプションとして提供される。