SugarCRMは25日(米国時間)、顧客関係管理システムSugarCRMのオープンソース版「Sugar Community Edition」のライセンスを、今後GPLv3に変更すると発表した。9月にリリース予定の次期バージョン、Sugar Community Edition 5.0から適用される予定。
6月29日に約16年ぶりの改訂版がリリースされた「GPLv3」は、SambaやGCCなど、PC UNIXにおいて重要な役割を果たすソフトウェアがGPLv2からの移行を表明している。ただし、LinuxカーネルといったGPLv3への移行を表明していないソフトウェアが多数存在するため、カーネルモードドライバの扱いなど、ライセンスの変更に伴う作業量の増加を危惧する声も聞こえている。