movabletype.orgは25日(米国時間)、ブログソフトウェア「Movable Type 4」リリース候補版を公開した。同プロジェクトのWebサイトでは、LinuxやMac OS XなどのUNIX系OSに対応するものと、Windows Serverに対応する2種類のパッケージが提供される。

メジャーリリースとなるMovable Type 4では、コア・コンポーネントを刷新、自由な写真の配置や文章レイアウトが可能なWYSIWYG編集機能を装備。ファイルマネージャーの追加や入力作業中の記事の自動保存など、ユーザインターフェイスの向上も図られている。6月に無償ベータ版が公開された当初は7月18日の発売を予定していたが、ユーザインターフェイスの改良などベータテスターからの要望に応えるため、8月8日に延期されている。

Movable Type 4は、2007年第3四半期に「Movable Type Open Source」(MTOS)として、GPLのもとオープンソース化が予定されている。