米BEA Systemsは、仮想環境向けに最適化されたJavaアプリケーションサーバ「BEA WebLogic Server Virtual Edition」をリリースしたことを発表した。WebLogic Server Virtual EditionはTCOの削減とデプロイの複雑さの低減を目指して設計されたプロダクト。同社が2006年12月に発表した仮想化戦略とプロダクトロードマップの最初のメジャーマイルストーンリリースとなる。
WebLogic Server Virtual Editionでは、より効率よく仮想化ハードウェアを活用するためにBEA LiquidVMとJava VMの双方を組み合わせて動作する。また仮想化に対するユニークな取り組みとして、ソフトウェアスタックにおいて使われていない機能を削除するように設計されているという特徴もある。こうした取り組みがハイパーバイザで直接アプリケーションを実行する機能の実現につながっているという。同プロダクトはCA、Quest、mValent、ClearApp、CTC ITOCHU Techno-Solutionといったパートナーを通じて提供される。