日本ベリサインは24日、携帯電話向けに電子証明書を発行できるサービス「ベリサイン マネージドPKI for Mobile」が、三井住友銀行とNTTドコモが開始する新たな法人向けモバイルバンキングサービス「パソコンバンクWeb21 モバイルサービス」に採用されたことを発表した。PKI方式により、携帯でもPC並みのセキュアな環境を確保している。
「パソコンバンクWeb21 モバイルサービス」は、FOMAの電子認証サービス「FirstPassオリジナル証明書機能」を国内の銀行で初めて採用した、強固なセキュリティ機能をもつモバイルバンキングサービス。今回、「ベリサイン マネージドPKI for Mobile」を採用することで、携帯電話からの入出金明細照会・振込入金明細照会などの口座情報の提供に加えて、これまでの法人口座では実現していなかった振込や支払の承認なども可能にした。
「ベリサイン マネージドPKI for Mobile」は「ベリサイン マネージドPKIサービス」の携帯向けオプションサービス。「ベリサイン マネージドPKIサービス」で構築する認証局に携帯電話用認証局を追加構築できるため、イントラネットやモバイルコマースサイトのアプリケーションへ携帯電話からセキュアなアクセスコントロールを実現している。