NECビッグローブは23日、音声コミュニケーションサービス「koeviva」の新サービスを発表した。
今回発表されたのは、koevivaで録音した音声を簡単な画面操作で管理できる音声コミュニケーションASPサービス「録音機能 画面提供版」。録音した音声ファイルの一元管理が行える管理画面と、録音した音声をWeb上で再生できるFLASHプレーヤーをセットで提供する。初期費用と月額はそれぞれ3万円。
「録音機能 画面提供版」は、録音した音声の一元管理が可能。また、事業者はコンテンツ管理システムを持たなくとも、音声を画面上で管理できる。ユーザーが携帯電話などからkoevivaの録音用電話番号に電話をかけ録音した音声は、自動的に音声ファイルとしてkoevivaに保存され、管理画面を通じて、ASP事業者が管理できるというしくみ。
ASPサービスとして「録音機能 画面提供版」を提供することで、音声を利用したサービスの、導入コストの削減とサービスの単純化、また利便性の向上を図り、中小企業などでも手軽に音声サービスを利用したブログやWebサイトの展開が可能になるという。
音声ファイルには、タイトルやコメントがつけられるほか、不要な音声ファイルの削除や、ファイルの並び順の変更が可能である。最大録音時間は30分。
また、ブログやWebサイトに貼り付けて音声を再生するFLASHプレーヤーを、複数のデザインや機能から好みのものを選択することができる。さらに、1つのプレーヤーで複数の音声を再生するためのプレイリストの作成が可能である。
同社では具体的な利用例として、著名人ブログにおける音声ブログの作成や、Webショップでオーナーが自分の声で挨拶や商品の紹介するなどして親近感をもたせるという方法、また「声」を職業にしている司会者や講師などの音声プロフィールの作成を挙げている。