GNUプロジェクトは21日(米国時間)、CやC++など複数のコンパイラを収録した「GNU Compiler Collection(GCC) 4.2.1」をリリースした。ソースコードは、同プロジェクトのFTPサーバおよび各地のミラーサイト経由で公開される。
今回のリリースは、不具合の修正が中心。新機能は追加されないが、ライセンスにGPLv2を適用したリリースは最後となることが明らかにされた。次のバージョン以降は、6月に正式公開されたGPLv3が適用される。GCCと並びUNIX系OSに採用実績の多いWindows互換のファイル/プリンタ共有サービス「Samba」も、今月9日にGPLv3への移行を表明している。