ソネットエンタテインメントは19日、「Web2.0 Salon」において、テレビ視聴の感情を4種類のタグで共有する「FeelTag αサービス」の提供を開始した。楽しい、悲しい、驚いたなど、テレビ番組の各シーンで感情の動きを表現するタグをクリックすることで、他のユーザーと番組の盛り上がりを共有することができるというサービスだ。

FeelTagでは、テレビ視聴時の感情を4種類の感情タグ(FeelTag)ボタンから選択して投稿する。タグは、「楽しい、面白い」、「大好き、萌え~」、「驚いた、凄い」、「悲しい、寂しい」から選択し、感情の強さは押した回数により変えることができる(チョイ:1回、フツー:2~3回、カナリ:4~5回)。タグは毎分5回までクリックすることができる。

テレビを見ながら感情タグを投稿し、ユーザー同士がゆるく繋がることができる

タグの投稿数で番組の盛り上がりが一目でわかる

また、同じ地域で同チャンネルを見ている他のユーザーが、どのタイミングでどんな「感情タグ」を押したかをリアルタイムで表示できるので、1人でテレビを見ていても仲間と一緒に見ているような感覚を持つことができるという。

楽しみ方はユーザー次第。番組だけでなくCMの評価をするという遊び方もある

さらに、友達を「テレ友」として登録すると、「テレ友コメント」を送ることが可能になる。これにより、番組の視聴にあわせてコメントを投稿することで、ユーザー同士はリアルタイムに繋がることができる。コメントは、登録したテレ友のみ閲覧可能で、テレ友がいない状態でコメントを送ると、テレ友がいない人たちだけの間で共有されるメッセージとなる。

また、FeelTagは携帯電話にも対応。現在、NTTドコモのFOMA端末のiアプリでのみ利用が可能だ。対応携帯電話はテレビリモコンとしても使用できるので、チャンネル切り替えとタグ打ちの両方を便利に使えるという。

具体的な利用シーンとしては、例えば野球の試合を会場内やテレビ、ラジオなど様々な場所・方法で観戦しながら、ゲームの盛り上がりにあわせて楽しさや驚きを投稿することができる。また、選挙の開票速報や政治討論番組を見ながら、開票結果や討論の展開にあわせてタグで感情を表現し、テレ友コメントでツッコミを入れるなど、ユーザー次第で楽しみ方は様々だろう。