ニフティは19日、メールサービス「@niftyメール」に、送信したメールを送信先の相手が読む前であれば取り消すことができる「消せるメール」機能を追加した。メール内容や宛先を間違えて送信した時に備え、送信前に事前に取り消し設定をすることで、送信先の相手がメールを読む前に取り消すことができるという。
同サービスで送信をメール取り消す手順は、まずそもそもメールを作成する際に「消せるメールとして送信」にチェックを入れて、送信しなければならない。次に、Webメール内の「送信済み」フォルダーから該当するメールを選択し、「配達状況を確認」ボタンをクリック。そこで送信先のメールの「開封/未開封」状況が確認できる。「未開封」であれば取り消し可能で、取り消す際に先方に取り消しの理由などを知らせるコメントを残すこともできるという。
Webメールを利用して「消せるメール」を受信する場合には、普段のメールと同様に受信することができる。メールソフトなどで「消せるメール」を受信する場合は、@niftyからのメールとして送信されたメールにURLが記載されており、パスワードを入力する必要がある。「消せるメール」を読むURLの閲覧期限は90日間。
今回追加された「消せるメール」機能は、同社の提供する@niftyのメールサービス利用者を対象としている。@niftyのメールサービスは、@nifty.com形式/接続会員向けメールサービス、もしくは@nifmail.jp形式/無料のメールサービスに登録する必要がある。また、セカンドメール、セカンドメールPRO、サンリオキャラクターアドレスは順次対応していく予定だという。