ニフティとサイバーエージェントは18日、CGM上の口コミプロモーション分野において、効果の分析からコンサルティングまでをサポートする企業向け商品「CA-Buzzo Optimizer」を共同で企画し、20日から提供を開始すると発表した。企業はCGM上における消費者の生の声に基づき、口コミプロモーションの最適な展開や、広告効果の高精度な検証が可能になるという。
「CA-Buzz Optimizer」の特徴は、口コミプロモーションの企画提案と実施をあわせて提供する点だけでなく、ニフティが提供するブログ評価分析サービス「BuzzPulse」に、消費行動モデル「AIDEES」(丸の内ブランドフォーラム代表でニフティ研究所顧問の片平秀貴氏とニフティが共同開発した指標)による分析技術を追加採用した点にある。
ニフティには口コミ分析技術のノウハウと実績が、サイバーエージェントにはネットマーケティングの手法と実績という強みがある。口コミプロモーションの事前分析や高精度の広告効果検証はニフティのBuzzPulseが担い、最適なクチコミプロモーションサイクルは、サイバーエージェントが運営するAmebaなどによって、広告主に提供していく。
両社は、今回の共同展開で、それぞれの強みを活かした口コミマーケティング効果が期待できるとしている。