NECビッグローブは18日、地図サービス「ウェブリマップ」のポータルサイトを開設した。あわせて、ウェブリマップの機能を強化、「スポット表示順切り替え機能」、「ホーム地点の記憶機能」、「地図印刷機能」といった各機能を追加した。
新たに開設されたウェブリマップのポータルサイトでは、季節・テーマに即したおすすめスポット情報を集約。読者に旬の地理情報を提供していく。具体的には、花火大会・夏祭り・海水浴・プールなどのイベント・施設について、ウェブリブログのユーザーが評価する最新スポットをチェックすることができる。
ウェブリマップの機能強化という点では、「新着順」「距離順」「評価順」という3つの尺度でスポット情報を並び替えられる「スポット表示切り替え機能」を提供する。つまり、それぞれ「情報の鮮度」「目的地からの近さ」「評価の高さ」の観点から、スポット情報を切り替えることができるようになったのだ。
「ホーム地点の記憶機能」ではユーザーが指定した場所・縮尺をホーム地点として記憶し、いつでも呼び出すことができる機能。自宅と会社といった場所だけでなく、よく行く得意先などを記録しておくと、思わぬ息抜きスポットが見つかるかもしれない。
しかし、実際に息抜きスポットに行こうとしても、地図情報だけでなく口コミ情報もあわせて携帯していきたいだろう。そのような時に便利なのが「地図印刷機能」。スポット名や詳細URL情報といった説明付きの地図を印刷することが可能だ。
ウェブリマップはブログサービス「ウェブリブログ」と地図情報の連携サービス。地図情報を簡単にブログに投稿できるしくみを採用しており、ブロガーはエントリに「位置」「ジャンル」「評価」といった付加価値を容易に加えることが可能だ。こうした連携サービスであることから、同社は今回のポータルサイト開設・新機能追加について、ブロガーが関心を持つスポットをわかりやすく提示することで、ウェブリマップをより便利に利用することが可能になったとしている。