米MontaVista Softwareの日本法人であるモンタビスタソフトウエアジャパンは27日、同社の組み込みLinux「MontaVista Linux Professional Edition 5.0」がIntel製ネットワークプロセッサ「IXP435」に対応したと発表した。
MontaVista Linux Professional Edition 5.0は、リアルタイム性を備えた組み込み向けのLinuxである。現在、25以上のプロセッサをサポートしている。Intel製のネットワークプロセッサとしては、ほかにも「IXP425」をサポートしている。
IXP435は、家庭用のブロードバンドルータやVoIPルータなどで採用されているネットワークプロセッサである。パワーマネジメント機能や、DDR2-400対応のメモリコントローラ、USB2.0のホストコントローラなどを搭載している。
今回、IXP435に対応したMontaVista Linux Professional Edition 5.0は、通信やセキュリティ向けのアプリケーション開発用ライブラリであるIntel IXP400 Software AccessのLinux用ライブラリをサポートしている。
本製品の開発環境として、Eclipseのプラグインとして提供される統合開発環境「DevRocket 5.0」を利用することができる。