The XINS Projectは21日(米国時間)、XINSの最新版となる「XINS 2.0」を公開した。XINSはJavaで開発されたHTTPベースのAPIを実装するためのツールキット。SOAPやXML-RPC, RESTがサポートされている。多くのXMLベース仕様フォーマットで構成されており、HTML、WSDL、クライアントサイドコード、サーバサイドコード、テストフォームなどを自動生成可能。
2.0では多くの機能追加が実施されている。Yahoo! JSONおよびJSON-RPC 1.0/1.1に対するコール機能が追加されたほか、wsd-to-apiターゲットのWSDLインポート機能の追加、XML Schemaファイルのインポート機能の追加、_WSDL/_SMDメタファンクションの追加、Spring Frameworkとの統合、Ajax Dojo toolkit向けにSMD(Simple Method Description)をサポート、Groovyを使ったWebサービス実装サンプルの追加、エラーコード共有機能の追加などが行われている。XINSの従来のバージョンを使っている場合は2.0へのアップグレードを検討するとよいだろう。