Expert Software Applications, The Mindomo Teamは20日(ドイツ時間)、Mindomoの最新サービスとなる「Mindomo Premium」を発表した。同時にサービスのアップデートも実施している。MindomoはWebベースのマインドマッピングツールサービス。デスクトップアプリケーションとして提供されているマインドマッピングアプリケーションと遜色のない機能をWebブラウザ向けに提供するもので、利用に必要なのはユーザアカウントの作成のみ。動作には最新のFlashが必要。Webサービスならではの機能として、簡単にデータの共有ができるという特徴がある。

今回の更新ではいくつかの変更とバグ修正が実施されている。まず、サイトそのものがリデザインされているほか、ヘルプの拡張、マインドマップデータのサムネール表示機能の追加、データの共有機能、検索・閲覧・レート付けごとに分離したページ作成機能の追加などがおこなわれている。プレミアムユーザに対しては、マインドマップデータを暗号化してデータベースへ保存する機能も用意されている。

充実のヘルプ

バグ修正ではMindmanagerにおけるデータのインポート/エクスポートバグの修正、表示するマップがない場合の表示を修正、保存ごとにプレビューイメージを更新するように変更、マップを画像として出力する場合のサイズ制限を撤廃、カーソルに関する問題の修正、そのほかいくつもの細かい問題が修正されている。

従来はフリーのベーシックアカウントのみだったが、今回有償の「Mindomo Premium」が追加されたことで、プレミアムアカウントも追加されている。プレミアムアカウントは月6ドル。ベーシックアカウントでは使えないすべてのオプションが使えるようになる。ベーシックアカウントからプレミアムアカウントに変更するパスも用意されているため、プレミアムオプションが使いたい場合は簡単に移行できる。