ニフティは21日、企画「はみだし@nifty」において、動画内の面白い場面とつまらない場面をグラフ表示する「グフフ動画β版」の提供を開始した。視聴者同士で、動画の各場面の面白いところ、つまらないところを、クリックでピンポイント投票できる。
グフフ動画ベータ版は、動画を視聴しながら面白い場面では「グフフッ」、つまらない場面では「ブ~」をクリック(投票)し、視聴者同士で動画の批評を共有するというサービス。視聴者から投稿された動画の評価はグラフで表示され、共感度数が高いほどグラフの振れ幅が大きくなる。
11日から提供されている「はみだし@nifty」企画の第1弾「ニフニフ動画β版」と同様、「PLEASY ID」もしくは「@nifty ID」登録ユーザーであれば、誰でも動画の投稿とクリック投票が可能。視聴者からの投票は許可もしくは拒否することもできる。1つの動画に対するクリック投票数は無制限なので、ユーザー同士の共感バロメーターになるだろう。
動画は、ニュース・スポーツ・音楽・映画・アニメなど18グループに分類して投稿することができる。また、気に入った動画があれば、ブログパーツ化して自身のブログに掲載することが可能だ。
サービス開始当初は「YouTube」のみの対応だが、順次「@niftyビデオ共有β」へも対応させる予定だという。
@niftyからはみ出した規格外の企画「はみだし@nifty」は、CGM効果を狙いとしたサービスを企画・開発しており、今回の「グフフ動画β版」は同企画の第2弾となる。今後は、ユーザーからの意見や要望を考慮し、第3弾の企画、開発を手掛けていく。