The Google Reader teamは11日(米国時間)、オンラインRSSリーダ「Google Reader」を新しいインタフェースへ変更した。インタフェースの変更以外にビューが拡張されたほか、共有機能のシンプル化、リードステータス管理機能の改善、スクロール機能の改善、未読数カウント機能改善などが実施された。同チームでは近い将来、現在のインタフェースを廃止し、新しいデザインのリーダを提供する予定だとしている。ただし古いインタフェースは完全に提供されなくなるのではなく、設定を変更すれば従来のインタフェースも使えるようになるとされている。

しかしながらこの変更と同時に、Google Readerを使っている半数ほどのユーザが自分のフィードデータにアクセスできなくなるという問題が発生した。これはフィードデータが失われたわけではなく、一時的にアクセスできないためにフィードデータが失われたかのように振る舞われただけのようだ。同チームではこの問題は1時間以内に解決できたとしている。

フィードデータが失われる可能性は低いようだが、今後の機能追加やインタフェース変更時、アクセス過負荷時に同じ現象が発生しないとはいえないだろう。OPMLファイルはかんたんにインポート/エキスポートできるため、使っているフィードデータのOPMLデータのバックアップを取っておくといいだろう。