Linux Foundationのエンジニアリングディレクターを務めたTom Hanrahan氏が、米Microsoftのもとで、WindowsとLinuxの相互運用性を強化するプロジェクトに参加することになったようだ。8日(米国時間)にeWeek.comらが報じている。
同氏は、Free Standards Group(FSG)と統合されるまでOpen Source Development Labs(OSDL)のエンジニアリングディレクターを務めており(両団体は今年1月に統合してLinux Foundationを創設)、オープンソースコミュニティにおける30年以上の開発経験を有する。OSDLに所属する前、IBMやIntelにて社内研究開発チームを率いたこともあるという。
Microsoftは、Novellとの提携関係を結び、Windows/Linuxの両プラットフォーム間の互換性の検証などを行う研究所を設立しており、Linux Interoperability部門ディレクターとして、同氏の果たす役割が注目される。