大塚商会は5日、内部統制の仕組み作りをサポートする中堅企業向けのサービスパック「内部統制Easy Introduce Pack」を発表した。内部統制の目的に合わせた「IT基盤統制」「文書管理」「業務統制」の3種類のパッケージが用意され、6日から順次提供が開始される。
「IT基盤統制パック」は、ログ管理、IT資産保全、本人認証の3点に着目し、統制レベルの向上と日常的モニタリングの運用支援を行うサービスで、ITを活用した効率的な管理とセキュリティ強化の実現を目的としている。価格は、ログ監視が238万3,800円、IT資産保全が164万2,000円、本人認証が168万7,000円から提供される。
また「文書管理パック」は、内部統制構築により増える文書を効率よく確実に管理するためのサービス。文書の作成から、検索/共有、セキュリティを強化した適切な文書管理を実現することが狙いで、内部統制構築後の運用テストなど、監査業務まで幅広く支援を行う。提供価格は861万2,400円から。
さらに「業務統制パック」は、内部統制を有効とするための"SMILEie"の活用方法などの機能教育と、内部統制についての従業員への啓蒙教育を支援するサービス。7月下旬より37万円から提供される予定だ。