The JRuby Communityは4日(米国時間)、JRubyの最新版となる「JRuby 1.0.0RC3」を公開した。JRubyはJavaで開発されたRuby実行プラットフォーム。JavaからRubyスクリプトを実行できるほか、RubyスクリプトからJava APIを活用できる。

JavaOneやRailsConfの開催を通じてデベロッパやユーザのJRubyへの関心は増え続けており、多くの開発グループがJRubyやJRuby on Railsアプリケーションのデプロイや試験を実施しているとされている。こうした関係ユーザの増加が同リリースへ向けた作業を加速させたという。

1.0.0RC3は1.0リリースへ向けた最後の準備リリース(RC)となるとなる見通し。同コミュニティは最終リリースへ向けて多くのユーザに同リリースをチェックし、最終的な問題の洗いだしに協力してほしいと呼びかけている。