スクウェア・エニックスと学習研究社の合併子会社であるSGラボは1日、ゲームのインタラクティブ性を活用した広告手法「アドバゲーム」の提供を開始した。まず、第一弾として架空の「焼酎Bar」を舞台に繰り広げられるミステリー仕立てのアドバゲーム「The Shochu Bar」を提供する。
アドバゲームは、アドバタイジング(広告)とゲームを融合させた広告手法。ゲーム中にアイテムとして商品や広告を登場させることで、プレイヤーにそれらの魅力を伝えるしくみ。
第一弾タイトルとなる「The Shochu Bar」は、日本蒸留酒酒造組合のWebサイト「焼酎SQUARE」にて提供されている。プレーヤー自身が主人公となり、"甲類焼酎だから作れる「焼酎カクテル」"をテーマにした謎を解く脱出ゲームとなっている。
SGラボでは、ゲームを楽しみながら自然に「焼酎カクテル」の作り方に関心をもつようになり、甲類焼酎の魅力を感じられるようになるのではと期待を寄せている。
SGラボは今後、携帯電話連動ソリューションや、ゲームに登場する商品をその場で購入できるeコマース連動ソリューションプランの開発を企画しており、広告ゲーム事業を推進していきたい意向だ。