中国の易観国際(Analysys International)は、今年第1四半期(1~3月期)の中国オンライン広告市場を調査したレポート「China Online Advertisement Market Quarterly Tracker Q1 2007」を発表した。
同レポートによれば、今年第1四半期における、中国のオンライン広告売上高は約13億6,600万元(約217億1,700万円)に達し、前年同期比39.82%増を記録。バナー広告による売上が約7億7,700万元(約123億5,300万円)でトップを占め、キーワード広告の売上が約4億9,280万元(約78億3,470万円)に上ったとされる。
ポータルサイト別の広告売上高トップに立ったのは、シェア20.6%を初めて獲得した百度(Baidu)で、前四半期まで首位だった新浪(Sina)は、シェア18.6%で2位に後退。3位以下は、捜狐(Sohu)、谷歌(Google)、雅虎中国(中国Yahoo!)、網易(Net Ease)の順に続いているという。