One Laptop per Child(OLPC)は、独自に開発を進めてきた超低価格ノートPC「XO」を、南米ウルグアイの農村部にある学校で、試験的に展開するプロジェクトをスタートした。
ウルグアイ政府が主導する「Ceibal Project」プロジェクトの一環で、首都モンテビデオから約80km離れたVilla Cardalの町の公立小学校に導入されたXO。OLPCのプレジデント Walter Bender氏は「どの先生も子どもたちも、わずか1週間で楽しくXOを使いこなせるようになった様子が最も印象的だった。ビデオカメラとワープロをフル活用したドキュメントを子どもたちが作り上げ、その発表が授業中に行われていた」とコメントした。
今回の試験展開では、XOのメッシュネットワーク機能を利用して、学校でも家庭でも、どれほどインターネット接続環境を構築していけるのか評価することに重きが置かれているという。