Braincastにおいて13日(オランダ時間)、JSONデータを解析してツリー表示するWebアプリケーション「Javascript JSON Editor」が公開された。Javascript JSON EditorはJavaScriptで開発されたWebアプリケーション。JSONデータを読み込んでWebブラウザ上にツリー表示させるアプリケーションで、ビジュアルにデータを編集することができる。14日(オランダ時間)には、IE 6とOpera 9における不具合を修正したバージョンが公開されており、JSONノードのトップをクリックした場合に編集されたJSONが表示されるようになった。さらに15日(オランダ時間)にはSafariとIE 7向けに修正されたものが公開されるなど、多くのブラウザで動作するようになっている。

Javascript JSON Editorの使い方は簡単だ。上部のテキストエリアにJSONテキストをコピーしてから"build tree"ボタンを押せばいい。"build tree"ボタンを押すとWebブラウザの左部にJSONデータから作成されたツリーが表示される。ツリーは折り畳まれており、エレメントをクリックして展開したり畳み込むことができる。

Javascript JSON Editor

表示されるツリーのエレメントを選択すると、上部のテキストエリアにエレメントの内容が表示される。ここで内容を編集して"save"ボタンを押すと、変更がツリーおよびJSONテキストに反映される。ツリーのトップエレメントを選択すれはテキストエリアに編集されたJSONテキストが表示される。

DOMをツリー表示して編集できるツールは数多くあるが、Javascript JSON EditorはJSONにおいて同じことを実現するアプリケーションだと言える。作者も同アプリケーションを作った背景として、「そうした作業をしたかったからだ」と説明している。提供されているJavaScriptのライセンスが明記されていないが、どういった処理で実現されているのかを調べるのもプログラミングの参考になる。興味がある方は参考にするとよいだろう。