NECビッグローブは、同社が運営するWebメールサービス「ウェブリメール」をリニューアルしたことを発表した。ユーザーインタフェース(UI)を従来のFlashからAjaxベースへと移行させ、画面の反応速度、操作性、画面レイアウトの改善を実施した。
今回のリニューアルの大きな特徴は、Ajaxベースでの開発にある。これにより従来のFlash版に比べて画面操作に対する反応速度の向上を図った。また、メール作成時に送信先アドレスをアドレス帳に自動登録し、二度目の送信時にはアドレス帳より検索可能にしたほか、オートコンプリート機能を新たに提供することで、送信先アドレスを入力すると、随時メールアドレスの候補が表示されることとなった。
メニュー構成も一新し、アイコンと文字でシンプルにまとめられている。また、ソート機能によって、「差出人」や「タイトル」などからメール一覧を並び替えることが可能だ。
Ajax採用という点では、右クリックでのメニュー表示や、各種機能をショートカットキーで呼び出し可能になったことも挙げられる。
実際の画面は、3種類の画面レイアウトと、4色のデザインから選択可能。メール本文や受信メール一覧のスペースをより広く、より見やすくしたという。
なお、ウェブリメールFlash版は9月3日で終了する予定。同社ではブックマークやお気に入りの変更を呼びかけている。